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iPhone 12 miniをしばらく使って

iPhone 12 miniを使い始めて1ヶ月ほど経ちました。

以前使っていたXS Maxと比べて本体サイズが大幅に小さくなったことで、使い勝手が多少は変わるかなと思っていましたが数日で慣れてしまい、情報量の少なさも文字の大きさも思ったほど気にならずに使えています。

とは言うものの、物理的に変わった点もあり全く同じ使い勝手という事ではありませんので、XS Maxから12 miniに変えて、良かったところ悪くなったところをまとめました。

良くなった点

1. カメラ

超広角レンズ
11シリーズから搭載された、超広角カメラがずっと羨ましかったんです。iPhoneは7 Plusから広角と望遠の2眼構成になりましたが、望遠カメラって実際あんまり使わないですよね。

旅行に出掛けたときとか風景を撮りたいときに広角レンズで写真を撮っても、目で見たときの景色の広がりが伝わらなかったり、室内で撮影するときに被写体が見切れてしまったりと、どちらかというとより広い画角で撮影したいと思うことのほうが多かったです。

12 miniも当然超広角カメラが搭載されており、120°の視野角で写真が撮れます。滅多に出番のない望遠よりも使いやすいですね。(たまにズームしたくなるときに、あっ望遠ないんだったと思ったりします…) 

ナイトモード
こちらも11シリーズから搭載されました。Google PixcelシリーズのCMを見て、夜景がきれいに撮れるってのが羨ましかったんです。iPhoneでは周囲が暗くないとナイトモードが使えませんが、それでもこれまでより明るい夜景が撮れます。

ナイトモードでの撮影中はスマホを動かさないようにしなければなりませんが、iPhoneでは十字のガイドが表示されますので、少し動いてしまってもそれを頼りに元の位置を保つことができます。

明るい夜景が撮れるっていいですね。

HDR動画撮影
12シーリズではHDRビデオの撮影ができます。12と12 miniは30フレーム、12 Proと12 Pro Maxは60フレームまでで撮影できますが、このHDRで撮影した動画がとにかく明るいんです。

12と12 miniは通常時、明るさを最大にしても625ニトまでの明るさしか出ませんが、HDRコンテンツを表示する場合は2倍近い最大1200ニトの輝度で画面表示されます。

HDRで撮影中は画面が眩しいくらいです。それだけ明るいところはより明るく、暗いところはより暗い映像が撮影できています。

メリハリのある映像が撮れ、その場の情景がより伝わるので旅のお供に最適です。なんと言ってもあの小さなボディの12 miniで撮れちゃうんですからね…。(60フレームで撮影したい場合はProシリーズをご検討ください。)

2. 持ちやすさ

12 miniの最大の特徴はやはりその大きさです。無理せず片手での文字入力できますし、更に軽いのでカメラ撮影時のグリップも安定します。コントロールセンターや通知センターを表示するための画面上部かのスワイプも簡単です。

 

良くなった点は以上の2点です。これ以外は正直XS Maxとあんまり変わらないですね。続いて悪くなった点をご紹介します。

 

悪くなった点

1. 3D Touchの廃止

残念なことに11シリーズから3D Touchが廃止されてしまいました。あんまり使われなかったのでしょうね。代わりに触覚タッチというほとんど同じことができる機能がありますが、完全な代替にはなりません。

例えば文字入力時のカーソル移動では、3D Touchだとキーボード上の好きなところを強く押すことでカーソル移動できましたが、触覚タッチでは「スペースキー」(または「空白キー」)上を長押ししないとカーソル移動できません。英語キーボードのときはスペースキーは画面のほぼ真ん中にあるのでそれほど不便はないですが、日本語キーボードのとき「空白キー」は画面の右端にあるため、カーソルを右に移動したいときは一度左に移動させないと右に移動できません。設計に問題がありますね。またこれまではキーボード上のどこからでもカーソル移動できたところが、特定のキーに限られてしまったので使いにくいです。

3D Touchはコールオブデューティーモバイルでは「攻撃」の操作に割り当てることができました。右の親指で敵を狙い、そのまま画面を押し込むと攻撃できたので面白いように敵を倒せていたのですが、この操作が全くできなくなってしまいました。3D Touchがない今、「攻撃」するには専用のボタンをタップしなければなりません。これでは全然勝てないのですっかり遊ばなくなりました。

2. 電池もち

12 miniのボディサイズが小さいということは、その分バッテリーの搭載量が少ないということです。 Appleの公式ページには詳細な容量は記載されていませんが、2,227mAhだそうです。

Androidスマートフォンが4,000mAhを超えるような大容量のバッテリーを積んでいるので、それと比較すると少なく感じますが、実際には電力効率の良いA14チップのおかげで使い方によりますが、1日は十分に持ちます。

ただ以前使っていたXS Maxと比べるといくらか電池がなくなるのが早いため、長時間ストリーミングで動画を見たり、ゲームをしたりすると寝る前に一度充電したくなるくらいな電池持ちです。

以前と比べて悪くなったという程度で、決して電池が持たないということではないです。

 

以上、iPhoneをご検討されている方の参考になればと思います。