スマホ代 MNO比較 2021年
昨年12月に発表されたdocomoの新料金プラン"ahamo"を皮切りに大手携帯電話会社の新料金プランが出揃いましたので、表にしてみました。
※各社とも安価なプランのみの比較表です。
蓋を開けてみると、楽天以外の大手キャリアは上限20GB, 5分かけ放題で2980円とほとんど同じような内容で差別化が難しいですね。
auのpovoのみが大手では後発ということもあり、かけ放題をオプションとすることで2,480円としていますが、条件を揃えると料金面での差異はありません。
また楽天が大手キャリアの情報が出てきた後、また新しく料金プランのアップデートを発表し、データの通信量に応じて段階的に料金が変わるプランとなりましたので、通信量が少ない場合は楽天が最も安価になります。
表1. MNO料金プラン比較
データの通信容量が無制限で通話定額込で2,980円の楽天が最もコスパの良い料金体系にはなりますが、通信エリアや建物内での通信で不安があります。
対象エリア外での通信ができないのは事前にわかることなので問題ありませんが、実際に使用していると建物の地下で電波が届かない、電車の中で通信速度が遅くなる(通信できない)ことがあるため、これをメインで使うには心もとないです。
楽天もそれを分かっているので、1GBまでなら無料、3GBまでなら980円とサブで持ちやすい金額にしているのでしょう。(データ通信はせず、通話専用端末とした使い方もできたら便利ですね。)
楽天もデータ通信は無制限としながらも、通信制限を行うことがあると謳っており、実際には10GB/1日で通信速度に制限がかかります。(必ずではないかもしれません。)
ahamo, povo, Softank on LINEに関してはほぼ横並びですので、オプションの有無や各ブランドの好みで決めてしまっていいかもしれません。データの上限は20GBですが、超過した際の速度制限も最大1Mbpsと速度制限の定番の128Kbpsから8倍も高速になっており、1Mbpsもあれば多くの場合特に困ることはありません。
もともとはahamoに移ろうかなと考えていましたが、各社から横並びなプランが発表されてしまい、悩んでしまったので上記のような表にして整理しようと思いましたが、やっぱり横並びですね。
20GB以上の通信を行う場合、料金を抑えられるのはMNOの中ではpovoですが、MVNOの日本通信やmineoから20GBで1,980円のプランが発表されていますので、MVNO各社の動向も気になるところです。
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情報元
ahamo:
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/promotion/compare/
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1293023.html
povo:
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1299748.html
SoftBank on LINE:
https://www.softbank.jp/mobile/special/softbank-on-line/
https://ascii.jp/elem/000/004/038/4038403/
rakuten mobile:
https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2004/10/news090.html
https://www.nihontsushin.com/plan/plan20gb.html
mineo